埼玉県熊谷市、荒川のほとりに広がる大麻生ゴルフ場は、フラットで歩きやすい河川敷ながら、林間の趣と池やクリークの戦略性を兼ね備えた一風変わった18ホールです。「河川敷だから簡単そう」というイメージで臨むと、思いのほか攻めどころの多いレイアウトに驚く人も少なくありません。この記事では、コースの基本スペックから各ホールの特徴、初心者から中級者までが押さえておきたい攻略のコツ、アクセスや予約の工夫まで、ラウンド前に知っておきたい情報をまとめました。
- 荒川リバーサイドに展開するフラットで歩きやすい河川敷コース
- 18ホール・パー72、バックティから最長約7,035ヤードの本格派
- 半分以上が林間の趣を持ち、池とクリークで正確性が問われる戦略性
- 関越道・花園ICから約15分、秩父鉄道・大麻生駅から徒歩約10分のアクセス
- WEB予約や1人予約に対応し、ビギナーから1人ラウンド派まで使いやすい
大麻生ゴルフ場とはどんなコースか
大麻生ゴルフ場は、埼玉県熊谷市大麻生に位置する河川敷タイプのゴルフ場です。荒川沿いの広大な敷地に18ホールが配置され、全体としては高低差の少ないフラットな地形が特徴。アップダウンに体力を奪われにくいため、ラウンドのリズムを保ちやすく、歩いてプレーする楽しさも味わえます。
河川敷というと平坦で単調な印象を持たれがちですが、このコースはひと味違います。18ホールの半分以上が林間コースの趣を備えており、フェアウェイの随所に樹木が配され、さらに人工池やクリーク(小川)が効果的に組み込まれています。広いフェアウェイで思い切ったショットを楽しめる一方、グリーン周りやティショットの落としどころでは正確性が求められる、メリハリのある設計です。
コースの設計はオオバが手がけたとされ、敷地面積は約175万平方メートルと広大です。荒川の自然を生かしたゆったりとした空間で、落ち着いた雰囲気の中ラウンドできるのが魅力です。
コースの基本スペックを整理
ラウンド前にコースの全体像をつかんでおくと、クラブ選択やマネジメントの計画が立てやすくなります。主なスペックを表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県熊谷市大麻生753 |
| ホール数 | 18ホール(OUT9・IN9) |
| パー | 72 |
| 最長距離 | 約7,035ヤード(バックティ) |
| コース種別 | 河川敷・フラット |
| グリーン | 2グリーン(ベント・バミューダ) |
| ティ設定 | Black/Blue/White/Redの4色(各A・B) |
注目したいのはティ設定の豊富さです。Black・Blue・White・Redの4色に、それぞれA・Bの2パターンが用意されているため、技量や同伴者に合わせて細かく距離を調整できます。バックティでは7,000ヤード超の歯ごたえある設定になる一方、レディースティ(Red)まで下げれば全体で5,000ヤード台のやさしいセッティングに。初心者から競技志向の上級者まで、それぞれの楽しみ方ができるのは大きな強みです。
スコアメイクに不安がある場合は、まずWhiteやRed寄りのティから回るのがおすすめです。無理に後ろのティに挑むより、フェアウェイキープ率が上がり、結果的に大叩きを防げてラウンド全体が楽しくなります。
OUTコースの特徴と攻めどころ
OUTコースは序盤から池がレイアウトに絡み、気の抜けないスタートが続きます。広いフェアウェイに油断していると、ハザードに足をすくわれることもあります。
1番ホール:池を意識したティショット
1番のロングホールは、約300ヤード地点の右側に池が待ち構えています。スタートホールでいきなり飛距離を欲張ると、この池がプレッシャーになります。距離に自信がない人は、池の手前に刻む選択肢も十分にあり。なお、この池は10番グリーンにも影響を与える位置にあり、コース全体のアクセントになっています。
3番ホール:池越えのショートホール
3番は池越えのパー3。バックティからは約176ヤードと、ミドルアイアンからショートウッドの距離になります。手前の池に届かないクラブ選択は避けたいところ。グリーンをしっかり狙える番手を、少し大きめに見積もるのが安全です。
4番ホールはティ前に池があり、さらにフェアウェイをクリークが横切る構成です。各ショットで「どこまで運ぶか」を明確に決めてから打たないと、刻んだつもりがハザードに届かない、あるいは越えきれないといったミスが出やすいホールです。
OUTでは5番・9番がドラコン推奨ホール、3番・7番がニアピン推奨ホールに挙げられています。飛距離自慢の方は5番・9番で思い切りよく、ショートホールでは7番で精度勝負を楽しんでみたいところです。
INコースの特徴と攻めどころ
INコースは林間の趣がより濃くなり、樹木をどう避けるかがスコアを左右します。河川敷でありながら、まるで丘陵コースを思わせる戦略性が味わえます。
11番・12番ホール:林の中を進むレイアウト
11番と12番は林の中を縫うように進むホールです。とくに12番のロングホールは、グリーン手前に大きな樹木が一本、行く手をふさぐように立ちはだかります。3打目のアプローチで、この木を避けるルートをいかに確保するかが攻略の鍵。ティショットとセカンドの置きどころから逆算して考えたいホールです。
樹木が絡むホールでは、無理に木の上や横を狙うより「次打が打ちやすい位置に出す」発想が結果的にスコアを守ります。1打で取り返そうとせず、確実に脱出するマネジメントを心がけてみてください。
INのドラコン推奨は12番・15番、ニアピン推奨は13番・16番。13番のパー3はバックティから約182ヤードと、3番と並んで距離感が問われるショートホールです。風の影響も読みながら、ピンを狙うか中央に運ぶかを判断したいところです。
初心者・中級者のための攻略5つのコツ
大麻生ゴルフ場のように池やクリークが絡むコースでは、飛距離よりもマネジメントがスコアに直結します。誰でも実践しやすい考え方を5つにまとめました。
以下のコツは、河川敷・林間が混在するこのコースだけでなく、池やクリークのある多くのゴルフ場にも応用できる考え方です。
- ハザードまでの距離を先に確認する。打つ前に池やクリークまでの残り距離を把握し、「届かせる」か「手前に刻む」かを決めておくとミスが減ります。
- ティを欲張らない。豊富なティ設定を生かし、自分の飛距離に合った色を選ぶことで、フェアウェイキープ率が大きく変わります。
- グリーンは中央狙いを基本に。広めのグリーンが多いぶん、ピンを直接狙うより中央に乗せて2パットを狙うほうが安定します。
- 林に入れたら脱出優先。樹木が絡むホールでは、欲を出さず確実に出すことが大叩き回避につながります。
- 風を読む習慣をつける。河川敷は風が抜けやすい地形です。とくにショートホールでは番手選びに風の影響を加味したいところです。
池越えやクリーク越えが苦手な人は、ラウンド前に練習場で「キャリーでしっかり運ぶ」感覚を確認しておくと安心です。ハザード越えは転がしが使えない場面が多いため、キャリー距離の把握が自信につながります。
アクセスと周辺環境
大麻生ゴルフ場は車でも電車でもアクセスしやすい立地が魅力です。関越自動車道の花園ICからは約15分(およそ9km)で到着でき、都心方面からの日帰りラウンドにも向いています。
公共交通機関を使う場合は、秩父鉄道の大麻生駅から徒歩約10分とかなり近く、クラブを宅配便で送っておけば電車でも気軽に通える距離です。マイカーを持たないゴルファーや、帰りに一杯楽しみたい人にとってもうれしいポイントといえます。
| 手段 | ルート |
|---|---|
| 車 | 関越自動車道「花園IC」から約15分(約9km) |
| 電車 | 秩父鉄道「大麻生駅」から徒歩約10分 |
予約・会員サービスの活用法
大麻生ゴルフ場は、運営するさいたまリバーフロンティアがWEB予約サービスを充実させています。公式サイト経由のWEB予約はベストレートで案内されており、上手に活用することで通常料金よりお得にラウンドできる仕組みになっています。
WEB会員「りばとも会員」に登録すると、ベストレートでの予約やメールマガジンによる情報配信などの特典が受けられます。頻繁に利用する予定なら、登録しておくと便利です。
また、このコースは1人予約に対応しているのも見逃せません。1人で申し込んだ同士を組み合わせてラウンドできる仕組みがあり、「一緒に回る相手がいないから行きづらい」という悩みを解消してくれます。平日に自分のペースで練習ラウンドを重ねたい人にもぴったりです。
料金やプラン内容、季節ごとの営業時間は変動します。最新の料金や空き状況は予約前に公式サイトで確認するのが確実です。なお本記事の情報は2026年6月時点のものです。
どんなゴルファーに向いているか
フラットで歩きやすく、ティ設定が豊富な大麻生ゴルフ場は、幅広い層が楽しめるコースです。とくに次のようなゴルファーにおすすめです。
- アップダウンの少ないコースでのびのび回りたい人
- 池やクリークを使ったマネジメント練習をしたい中級者
- アクセスがよく日帰りで通えるコースを探している人
- 1人予約でラウンド経験を積みたいビギナー
広いフェアウェイでショットを楽しみつつ、池やクリークでマネジメントの大切さを学べるため、コースデビューから少しステップアップしたい時期のゴルファーにぴったりの練習舞台になります。
まとめ
大麻生ゴルフ場は、荒川リバーサイドのフラットな地形に、林間の趣と池・クリークの戦略性を組み合わせたバランスのよい18ホールです。広いフェアウェイで思い切ったショットを楽しめる一方、ハザードが絡む場面では正確性とマネジメントが問われ、何度回っても新しい発見があります。豊富なティ設定とアクセスのよさ、WEB予約や1人予約への対応など、初心者から上級者まで通いやすい環境が整っているのも魅力です。
大麻生ゴルフ場の楽しみ方|河川敷フラットコース攻略5つのコツ
攻略のカギは、ハザードまでの距離を先に確認し、自分に合ったティを選び、グリーンは中央狙いを基本にすること。林に入れたら脱出を優先し、河川敷特有の風を読む習慣をつければ、スコアは自然とまとまっていきます。フラットで歩きやすいこのコースで、戦略性のあるゴルフをのびのびと楽しんでみてはいかがでしょうか。






