三重県員弁郡東員町に広がる桑名国際ゴルフ倶楽部は、雄大な伊勢コースと戦略性豊かな鈴鹿コースを擁する36ホールのビッグスケールが魅力です。名古屋市内から30分前後と通いやすく、関西圏からのアクセスも良好で、平日ラウンドにも休日のロングプレーにも使い勝手の良いコースとして親しまれています。タイプの異なる二つのコースが用意されているため、同じ会員でも違うゴルフが楽しめるのが大きな特長です。
・伊勢コースは7,000ヤード超のロングヒッター向きレイアウト
・鈴鹿コースは池とバンカーが絡む戦略型ホールが連続
・東員ICから5km圏内、名古屋から30分のアクセス
・老松セパレートの風格ある景観と練習設備の充実度
桑名国際ゴルフ倶楽部の全体像
桑名国際ゴルフ倶楽部は1968年8月開場の歴史あるコースで、三重県員弁郡東области木の丘陵地に広がる約149万平方メートルの広大な敷地に整備されています。36ホールという規模感は東海地区でも屈指で、パー144、ベントとコーライの2グリーン構成。長い歴史の中で松の植栽が育ち、ホール間を太い幹の老松がセパレートする重厚な佇まいが生まれています。
東海道筋からは桑名宿で知られる古い街並みが残るエリアであり、コース周辺には鈴鹿連峰や多度養老山系の山並みが広がります。ティーグラウンドに立った瞬間、視界一面に山々のシルエットが入ってくる開放感は、丘陵コースならではの贅沢なシチュエーションです。
36ホールあるコースは、季節やコンディションに合わせて当日アサインされる側を楽しむスタイルが基本。同じコースに通っても飽きが来にくく、上達のステップに合わせて挑戦するホールを変えていけるのが嬉しいところです。
伊勢コースの特徴とプレースタイル
伊勢コースは18ホールで合計7,000ヤードを超える距離感が魅力。フェアウェイは比較的広く、ティーショットで距離を稼ぎたいゴルファーには絶好の舞台です。長尺ドライバーで思い切り振り抜けるロングホールが揃い、ロングヒッターほど点数を伸ばしやすい設計と言えます。
一方で、ただ飛ばすだけでは攻略しきれない奥行きも持ち合わせています。グリーン手前の傾斜やガードバンカーの位置が絶妙で、セカンドショットの番手選択がスコアを左右します。フェアウェイをセパレートする松の木が立ち並ぶため、曲がりの大きい球は枝に絡みやすく、まっすぐ運ぶ意識が求められます。
伊勢コースではティーショットを欲張りすぎないのがコツ。フェアウェイキープを優先し、長いセカンドを正確に運べると、ロングホールでもパーオン圏に乗せやすくなります。番手を一つ落としたコントロールショットを試してみたい場面が多いはずです。
距離を活かすクラブセッティング
伊勢コースを存分に味わうなら、ユーティリティを2本入れた構成や、5番ウッドのような長いフェアウェイウッドを組み込んだセッティングが扱いやすいと評価されています。グリーン周りはアンジュレーションも豊かなので、58度前後のロブウェッジもバッグに入れておくと、転がしと上げ球を使い分けやすくなります。
鈴鹿コースの戦略と見どころ
もう一方の鈴鹿コースは対照的なテイスト。距離はやや短めながら、池越え・谷越え・ドッグレッグが随所に組み込まれ、ブラインドホールも点在する技術志向のレイアウトです。ティーショットで安易にドライバーを抜くと、いきなり池の餌食になる場面もあり、フェアウェイ形状を頭に入れてからクラブを選ぶスタイルが基本になります。
グリーンは比較的小ぶりで、ピンポジション次第でやさしさが大きく変わるのも鈴鹿コースの面白さ。日替わりでカップ位置が動くため、何度ラウンドしても新鮮なシチュエーションが現れます。アイアンの距離感と方向性を磨きたいゴルファーには、絶好の実践練習の場と言えるでしょう。
鈴鹿コースを攻めるなら、ティーショットでフェアウェイウッドや長めのユーティリティを多用する想定の練習がおすすめ。ドライバーよりも一段下のクラブで、200ヤード前後を狙ったところに置けるイメージを養っておくと、戦略の幅が一気に広がります。
池とバンカーを攻める考え方
池やバンカーが絡むホールでは、「最悪を避ける」発想が効果的。グリーンの右が池ならティーアップ位置を右寄りに置き、フェアウェイ左サイドへ広く開く構図を作る、といった狙い所のセオリーを試してみたいところです。ピン位置と風向きから逆算して安全側に運ぶだけで、スコアの大崩れを防ぎやすくなります。
アクセスと立地の便利さ
桑名国際ゴルフ倶楽部の魅力のひとつが、都市圏からの近さです。車では東海環状自動車道の東員ICから5km圏内、東名阪自動車道の桑名東ICからおよそ15kmと、二つのインターから無理なくアプローチできます。名古屋市内中心部からは約30分、名古屋駅周辺からの所要時間も40分前後が目安。早朝スタートでも無理がなく、午後スルーや薄暮プレーも視野に入れやすい立地です。
電車派には、近鉄名古屋線とJR関西本線の桑名駅が最寄り。駅からはタクシーで20分程度を見ておくとスムーズで、グループでクラブを車に積みづらいときの選択肢として頼りになります。土日も渋滞のピークを外しやすい立地のため、帰路でストレスが少ないという評価もよく聞かれます。
三重北部はゴルフ場が密集しているエリアですが、桑名国際ゴルフ倶楽部は2つの高速道路ルートから選べる位置にあるのが地味に大きな利点。混雑時間帯にどちらかが詰まっても、もう一方で迂回しやすいのは助かります。
練習設備とラウンド前の過ごし方
練習設備は、200ヤード超の本格的なドライビングレンジを備えており、打席数は11〜15席ほど。ラウンド前にしっかり振り込みたい人には嬉しい広さです。アプローチやバンカーの練習スペースも用意されているため、ショートゲームのリズムを整えてからスタートホールへ向かえます。
クラブハウスは長年の歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気。GPSナビ付きカートが用意されているので、コースに不慣れでもグリーンまでの残り距離やレイアウトを確認しやすく、初訪問でもプレーの組み立てに迷いにくいのが好印象です。
初訪問のときは1時間前にはコース入りし、ドライビングレンジで30〜40球、パッティンググリーンとアプローチエリアで合計20分程度のウォーミングアップを取りたいところ。広めの練習場があるので、いつもより念入りに準備して臨むと序盤のスコアが安定しやすくなります。
季節ごとの楽しみ方
三重県北部は、春から初夏にかけて爽やかな気候が続き、コース全体が新緑に包まれる季節がとくに美しい時期です。芝のコンディションも上がりやすく、伊勢コースのドライビングを楽しみたい人には絶好のタイミング。フェアウェイを転がる球の伸びも気持ちよく、ロングヒッターは飛距離を体感しやすくなります。
夏場は鈴鹿連峰からの風が抜けるホールが多く、標高の高さによる涼しさを感じやすいのも魅力。秋には松の緑と紅葉のコントラストが楽しめ、冬はベントグリーンの転がりが速くなり、パッティングの繊細さが試されます。一年を通じて違う表情を見せてくれるため、四季それぞれにラウンド計画を立てたくなるコースです。
丘陵コースのため、気温差や風の影響はやや大きめ。とくに春先や晩秋は朝晩の冷え込みがあるので、薄手のウインドブレーカーやネックウォーマーを携行しておくと安心です。スタートホールでのスイングの硬さを防ぐ意味でも、防寒対策は侮れません。
初級者・中級者がスコアを縮めるコツ
桑名国際ゴルフ倶楽部のような36ホールある広いコースでは、ホールごとに難易度の落差があります。スコアを縮める近道は、大叩きを避ける守りのプレーを覚えること。とくに鈴鹿コースの池絡みホールでは、グリーン手前から確実に2オンを狙うのではなく、刻んで得意距離からのアプローチで勝負する考え方がおすすめです。
パッティングは2グリーンの傾斜を読み切ることがカギになります。ベントとコーライではボールの転がりがまったく違うため、当日使用グリーンの情報を受付で確認し、練習グリーンでスピードを掴んでからスタートしたいところです。
同伴者の球筋を観察してラインを学ぶのも有効。ファーストパットの距離感を合わせるだけで3パットが減り、スコアは大きく改善します。丘陵コース特有の下りラインのオーバーに注意しましょう。
クラブ選びの実用的な工夫
2つのコースを使い分けるため、長尺ドライバーと操作性のあるドライバーを悩んだ場合は、より直進性が高い後者を選ぶと安心です。フェアウェイウッドは3W・5W・7Wのうち5Wを軸に置く構成が、両コースの距離感に対応しやすい組み合わせと評価されています。
予約と来場前の準備
プレーの予約は、主要なゴルフ場予約サイトのほか、クラブへの直接連絡でも受け付けられています。土日祝日は7日前から1名あたり3,000円のキャンセル料が発生する案内が出ているため、キャンセル期日のチェックはしっかりと行いたいところです。
料金は時期や時間帯で変動するので、早朝スルー・午後スルーといったお得なプランを探す視点も有効。プレースタイルや人数によって最適なプランが変わるため、来場前にスタート時間と昼食付き有無を確認しておくと、当日の流れがスムーズになります。
持ち物はクラブ・シューズ・ボール・ティーに加え、夏場のスポーツドリンクや日焼け止め、冬場は使い捨てカイロが定番。雨対策のレインウェアは丘陵コースだと急な天候変化に備えるうえで頼りになります。
同伴者・コンペでの活用シーン
36ホールの規模はコンペ開催にも適しており、2スタートが組みやすいレイアウトです。ロングヒッター揃いのコンペは伊勢コース、戦略派が集まるコンペは鈴鹿コースといったテーマ別の使い分けもできるため、幹事の腕の見せどころとして人気があります。
家族や仲間とのプライベートラウンドにも向いており、カートでのスマートな移動と歴史あるクラブハウスの落ち着いた雰囲気が良いコンビネーションを生み出します。初心者を連れて行く場合は鈴鹿コースのやさしいホールから入り、徐々に伊勢の長いホールへ慣れていく構成が組みやすいでしょう。
コンペで使うなら、新ペリア方式とのコース相性もチェックしたいところ。距離差のあるホールが多いコース構成では、隠しホール選定によって順位が大きく動くため、参加者のレベルに応じた配慮があると盛り上がります。
まとめ
桑名国際ゴルフ倶楽部は、伊勢・鈴鹿という性格の異なる2コース36ホールを抱える充実の丘陵コースです。名古屋市内から30分前後のアクセス、老松セパレートの風格ある景観、200ヤード超の練習場、GPSナビ付きカートまで、初訪問でも快適にプレーできる環境が整っています。ロングヒッターは伊勢コースで距離を活かしたダイナミックなプレーを、戦略派は鈴鹿コースで池とバンカーを攻略する醍醐味を、それぞれ存分に味わえるはずです。
桑名国際ゴルフ倶楽部の魅力|伊勢・鈴鹿コース36ホールの楽しみ方をまとめました
2つのコースの個性を理解し、自分のレベルや当日の体調に合わせてプレースタイルを切り替えられるのが、桑名国際ゴルフ倶楽部最大の楽しみどころ。来場前の練習プランと当日のクラブ選択を少し意識するだけで、スコアもラウンドの充実度も大きく変わってきます。年間を通じて異なる表情を見せてくれるコースなので、お気に入りの季節を見つけて何度もチャレンジしたいゴルフ場と言えるでしょう。






