富士山と駿河湾を望む雄大な景観の中でプレーできるコースとして、多くのゴルファーから支持を集めているのが御殿場ゴルフ倶楽部です。東京都心からのアクセスが良く、日帰りでも本格的なゴルフ体験ができることから、初心者から上級者まで幅広い層に選ばれています。この記事では、コースの成り立ちや設計の特徴、攻略のヒント、プレー前に押さえておきたい基礎知識まで、御殿場ゴルフ倶楽部を楽しむためのポイントをまとめました。
- 赤星四郎氏による戦略性豊かなコース設計が最大の魅力
- 御殿場ICから約10km圏内という好アクセス
- 富士山と駿河湾を同時に望める絶景ホールが点在
- 2段・3段グリーンが多くグリーン周りの戦略がスコアを左右
- スタッフの対応や食事の評価が高く、初めての来場でも安心して楽しめる
御殿場ゴルフ倶楽部の基本情報とアクセス
御殿場ゴルフ倶楽部は静岡県御殿場市神山に位置し、1971年開場という歴史あるゴルフ場です。東名高速道路の御殿場ICや裾野ICから10km圏内にあり、都心から車で1時間強というアクセスの良さも人気の理由のひとつです。日帰りラウンドはもちろん、周辺の温泉やアウトレットと組み合わせた1泊旅行のプランにも組み込みやすい立地といえます。
東名高速からのアクセスの良さは、朝早いスタート枠を狙いたい方や、平日の弾丸ラウンドを計画している方にとって大きな魅力です。渋滞状況によって所要時間が変わるため、余裕を持った出発がおすすめです。
周辺エリアとの組み合わせ方
御殿場エリアは温泉施設や大型アウトレットモールが充実しているため、ラウンド前後の時間の使い方にも選択肢が多いのが特徴です。早朝スタートで昼過ぎに終える「ハーフデープラン」を組めば、午後は観光や買い物に充てることもできます。
赤星四郎が手がけたコース設計の思想
御殿場ゴルフ倶楽部の設計を担当したのは、日本の名匠として知られる赤星四郎氏です。赤星氏は「ありのままの自然の地形をできるだけ生かす」という設計思想を貫いたことで知られており、御殿場ゴルフ倶楽部にもその哲学が色濃く反映されています。人工的に地形を大きく変えるのではなく、起伏や傾斜を活かした戦略的なレイアウトが随所に見られる点が、このコースの大きな見どころです。
戦略的なコース設計とは、単に距離が長い・グリーンが小さいといった難易度の高さだけでなく、ティーショットの狙い方次第でセカンド以降の難易度が大きく変わるように設計されているコースを指します。攻め方の選択肢が複数あるのが特徴です。
コース全体は18ホール・パー72で構成され、バックティーからの総距離はおよそ6,200〜6,300ヤード台と、現代の飛距離重視のコースと比べるとコンパクトにまとまっています。とはいえ距離の短さがそのままやさしさにつながらないのが赤星設計の面白いところで、コースレートは70前後とされ、決して簡単な部類のコースではありません。
アウトコースのレイアウト
アウトコースはパー36で構成されており、バックティーで3,000ヤード台前半という設定です。序盤から起伏のあるホールが続くため、ウォーミングアップを兼ねた練習グリーンでの確認をしっかり行っておきたいところです。
| 項目 | 目安の内容 |
|---|---|
| 設計者 | 赤星四郎 |
| 開場 | 1971年 |
| ホール数・パー | 18ホール・パー72 |
| 総距離(バック) | 約6,200〜6,300ヤード |
| アウトコース | パー36・バック約3,100ヤード台 |
富士山と駿河湾を望む絶景ホール
御殿場ゴルフ倶楽部の魅力を語るうえで欠かせないのが、富士山と駿河湾を同時に望める眺望です。四季を通じて雄大な富士の姿を眺めながらプレーできるのは、このエリアならではの贅沢な体験といえます。特に空気の澄む秋から冬にかけては富士山がくっきりと見えることが多く、写真映えするラウンドを楽しみたい方にもおすすめのシーズンです。
富士山を美しく望みたいなら、空気が澄みやすい早朝スタートや、湿度の低い秋冬シーズンのラウンドを狙ってみるのがおすすめです。天候によって見え方が大きく変わるため、予約時に天気予報も確認しておくと安心です。
名物ロングホールと戦略性
コース内でも特に語られることが多いのが、11番のロングホールです。距離だけでなく、フェアウェイの形状やハザードの配置によって、ティーショットからセカンドショットまで丁寧な戦略が求められるホールとして知られています。飛距離を求めるあまり無理に攻めると、かえってスコアを崩してしまうケースもあるため、コースマネジメントの意識が試される一打といえるでしょう。
戦略性の高いロングホールでは、ティーショットの方向性を最優先に考えるのがおすすめです。距離を欲張ってフェアウェイを外すと、セカンド以降のリカバリーが難しくなる場面が多いコース設計になっています。
フェアウェイの狭さへの対応
全体的にフェアウェイがやや狭く、トリッキーな配置のホールが多いという評価もあります。方向性を重視したクラブ選択や、刻む勇気を持つマネジメントが、スコアメイクの鍵を握るコースといえそうです。
グリーン攻略とスコアメイクのコツ
御殿場ゴルフ倶楽部のグリーンは2段・3段のうねりを持つグリーンが多く、距離感の把握が難しいと感じるゴルファーも少なくありません。同じピン位置でも、グリーンのどの段に乗せるかによってパットの難易度が大きく変わるため、アプローチの段階から「どのエリアに落とすか」を意識することがスコアメイクにつながります。
段差のあるグリーンでは、ピンまでの距離だけでなく「同じ段に乗せられるか」を優先して番手を選ぶのがおすすめです。無理にピンを狙うより、グリーン中央の安全なエリアを目安にする方がスコアがまとまりやすくなります。
アプローチ練習の重要性
ラウンド前の練習グリーンでは、平らなライだけでなく傾斜のあるエリアでの転がりも確認しておきたいところです。事前にグリーンの速さや芝目の傾向をつかんでおくことで、本番でのパット数を減らせる可能性が高まります。
段グリーンの攻略は経験がものを言う部分も大きいため、初回のラウンドではスコアよりもコースの特徴を覚えることを優先する気持ちで臨むと、次回以降のプレーがぐっと楽になります。
クラブハウスと食事・アメニティ
プレーの満足度を左右する要素として、クラブハウスの雰囲気やスタッフの対応、食事の質も見逃せません。御殿場ゴルフ倶楽部は落ち着いた雰囲気での出迎えや、丁寧なスタッフ対応への評価が高く、初めて訪れるゴルファーでも安心して過ごせるという声が多く見られます。レストランでは食事の評判も良く、ラウンド後のひと息にもぴったりです。
ラウンド前後の時間に余裕があれば、クラブハウスのレストランでゆっくり食事を楽しむのもおすすめです。富士山の景観を眺めながらの食事は、ラウンドの疲れを癒やす特別な時間になります。
季節ごとの楽しみ方
御殿場エリアは標高がやや高く、夏場は都心よりも過ごしやすい気候でプレーできる点も魅力です。一方で秋から冬にかけては朝晩の冷え込みが強まるため、防寒対策を意識したウェア選びが快適なラウンドの鍵になります。レイヤードスタイルで体温調整しやすい服装を心がけると、気温の変化にも対応しやすくなります。
標高のあるエリアは平地よりも気温が低くなりやすいため、真夏以外のシーズンは羽織れるアウターを1枚持参しておくと安心です。朝のスタート時は特に冷え込みを感じやすいので注意しておきたいところです。
春夏のプレーで意識したいこと
新緑が美しい春から初夏にかけては、コース全体の緑と富士山のコントラストが特に美しい時期です。紫外線対策として日焼け止めや帽子、こまめな水分補給も忘れずに準備しておきたいところです。
プレー前に知っておきたい評判とマナー
口コミ全体を見ると、コース設計の戦略性の高さとスタッフの対応の良さを評価する声が多く、総合的な満足度は高い水準にあるといえます。一方で、フェアウェイの狭さや段グリーンの難しさから「歯ごたえのあるコース」と感じるゴルファーもいるようです。裏を返せば、上達を目指すゴルファーにとっては実力を試すのにふさわしいコースともいえるでしょう。
初めてのラウンドで難易度の高いコースに挑戦する際は、無理にスコアを追い求めず、コースマネジメントの練習の場と捉えて楽しむ気持ちを持つと、結果的にゴルフの上達にもつながります。
予約とマナーの基本
予約はゴルフ場公式サイトのほか、各種予約サイトからも可能です。スタート時間の変更やキャンセルには規定がある場合が多いため、予約時にルールを確認しておくと安心です。また、プレーファストを意識した進行や、バンカーならし・グリーン上のボールマーク修復といった基本マナーを守ることで、コース全体の快適さを保つことにもつながります。
グリーン上のボールマークは、自分がつけたものだけでなく、気づいたものを直しておくのもゴルファー同士の思いやりのひとつとされています。次の組が気持ちよくプレーできる環境づくりにもつながる基本マナーです。
持ち物とウェア選びのポイント
富士山周辺の起伏あるコースを歩くことを考えると、クッション性の高いゴルフシューズ選びも快適なラウンドを左右する要素です。スパイクレスタイプでも近年はグリップ力の高いモデルが増えているため、コースのアップダウンに合わせて選ぶとよいでしょう。また、朝晩の気温差に対応できるウェア選びも合わせて意識しておきたいところです。
アップダウンのあるコースを歩く際は、足腰への負担を軽減するシューズ選びが重要です。フィット感の良いシューズを選ぶことで、後半のラウンドでも安定したスイングを維持しやすくなります。
まとめ
御殿場ゴルフ倶楽部は、赤星四郎氏による戦略性豊かなコース設計と、富士山・駿河湾を望む雄大な景観を兼ね備えた、静岡県御殿場エリアを代表するゴルフ場のひとつです。フェアウェイの狭さや段グリーンの難しさは、上達を目指すゴルファーにとって良い挑戦の場となり、スタッフの対応や食事の評判の高さから、初めて訪れる方でも安心して楽しめるコースといえます。アクセスの良さも魅力のひとつなので、日帰りラウンドはもちろん、周辺観光と組み合わせたプランでも訪れやすいゴルフ場です。コースマネジメントを意識しながら、自然の地形を活かした戦略的なラウンドをぜひ楽しんでみてください。
御殿場ゴルフ倶楽部の魅力|赤星四郎設計コースを楽しむ5つのポイントをまとめました
御殿場ゴルフ倶楽部の魅力は、①赤星四郎氏による自然の地形を活かした戦略的なコース設計、②富士山と駿河湾を望む絶景、③名物ロングホールをはじめとした戦略性の高いレイアウト、④2段・3段グリーンを攻略する楽しさ、⑤スタッフ対応や食事の評判の高さがもたらす快適な1日、という5つのポイントに集約されます。距離だけでは測れない奥深さを持つコースだからこそ、コースマネジメントを磨きながら何度でも訪れたくなる魅力があります。次のラウンド計画のひとつとして、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。






